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タイ里子奨学金授与式&スタディーツアー2016

 
タイ里子奨学金授与&スタディーツアー2016
  • 今回参加した5名の青年ボランティア
    中学校の先生と日本とバンコクからの参加者
    エレファントパークにて

  • 今回参加した5名の青年ボランティア
    いかだ下りでエキサイティング

  •     スタディーツアー参加者
    スタディーツアー参加者

  • 奨学金授与式
    奨学金授与式

  •  一人ひとりに里親からの奨学金の授与
    一人ひとりに里親からの奨学金の授与

  • 2年生の里子たちと
    バンファイシン中学校
  • 2年生の里子14名

  • 1年生の里子16名
    1年生の里子16名

  • 文化交流で折り紙を教えるwidth=
    文化交流で折り紙を教える

  •  現地の子供とペンキ塗り
    文化交流で生徒にけん玉を教える  

  • 縫製コースの生徒による<br />サリーのファッションショー
    元里子のアヌポンさんと  

  •  日本から寄贈した書籍
    クンユアムの日タイ友好戦争記念館で慰霊祭で献花  

  • 日本・ミャンマー姉妹結縁式
    里子の出身の山村に出発 

  • 3ヶ月ぶりに両親に会う一年生の里子
    3ヶ月ぶりに両親に会う一年生の里子

    • 中学校から80KMカレン族の集落
      中学校から80kmカレン族の集落
    • 日本のカレーライスをご馳走
      派遣員の二人の高校生の息子さんもカメラマンで活躍  

    • 今回参加した5名の青年ボランティア
      「 多目的ホール」
      連合会からの支援で台風被害の屋根を修理


【WFWP日本とWFWPタイ合同のスタディーツアー】
・里子支援している2名の里親を含め日本から6名参加
・WFWPThailandからもタイ人4名WFWPが日本の活動に関心を持って参加した
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■タイスタディーツアー2016
2016年7月28日~8月4日
タイ・ミャンマー国境付近
メーソンホン郡
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■タイ里親奨学金について
・貧しい山岳民族の貧しい子供たちに寄宿舎費等を支援
・2016年全校生徒252名中
里子46名に奨学金授与
・日本の一人の里親から
一人の中学生の里子に年間15000円(年間)
(うち3000円は経費)を3年間支援
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✿中学校の先生が空港まで出迎え  早朝、バンコクから飛行機でチェンマイに移動。チェンマイ空港には、支援しているバンフアイシン中学校のチャンタナー先生をはじめ先生方4名、生徒2名も、学校から3.4時間かけワゴン2台で迎えに来てくださっていました。
 中学校に行く前に、チェンマイでは1日観光を楽しみました。
象のショーを観た後、水牛の馬車に乗り、のんびり揺られた後、象に乗って川を渡りました。
象の背の上で大きく揺られながら川を渡るのは、かなりアドベンチャー気分を味わえます。
また、雨季で水の増えた川で筏下りなど、スリル満点の経験でした。

✿里子に奨学金授与式
里子のひとりひとりに奨学金の目録を渡しました。
里親の写真と、メッセージも一緒に渡し、里子は里親の写真に見入っていました。
また、京都第6連合会の方が準備してくださったもみじのしおりを贈呈しました。 
北海道第6連合会のコア活動で、全校生徒分400枚のしおりのプレゼントを作ってくださいました。このように、ボランティアの輪が広がっています。

✿日本文化交流会
 多目的ホールにて、中学3年生と、里子になっている生徒に集まってもらい日本文化交流会を開催しました。
 音楽の先生である角田さんが、楽譜を準備し指揮をしてくださり、日本の「春の歌」のメドレーで生徒たちに歌の披露をしました。
文化交流は、5つのグループに分かれて、けん玉、コマ、折り紙、竹トンボ、縄跳びをみんなで楽しみました。言葉がわからない中でしたが、子供たちと楽しい時間を過ごしました。

✿元里子が、猛勉強の末大学生に
 元里子のアヌポンさんが私たちのホテルに訪ねてきてくれました。
カレン族の彼女は今年チェンマイ・ラチャパット大学に入学しました。
猛勉強の末、国の制度で全国80人の中に選ばれ、4万バーツの奨学金を受けることができ、ようやく大学に進学することができました。  

✿タイ・日本友好戦争記念館での慰霊祭
 チェンマイからメーホンソン県に向けて車で出発し、午後にタイ・日本友好戦争記念館のあるクンユアムに到着しました。
博物館を見学した後、その地で亡くなった日本人の慰霊祭を行いました。
角田さんと小林さんにお話して頂き、全体で黙とうをささげた後、献花をしました。
このクンユアムという土地は、大東亜戦争の時に、タイ人と日本軍の軍人が仲良く暮らした土地だそうです。改めて、派遣員としてタイに来ているのは偶然ではなく、そういう土地柄もありここで支援活動ができるのだと自覚しました。

✿カレン族の山奥の里子の家を訪問
 学校のあるメーサリアン郡に到着し、ミャンマー国境沿いのカレン族の集落の子供たちの家を訪問しました。
子供たちはピックアップトラックの荷台に乗り、私たちは屋根付きトラックの荷台に乗り込みました。途中雨が降る中、荷台の子供たちはカッパを着て濡れながら立って行くことになりました。
前日の夜からの激しい雨で、集落へたどりつけるのか心配な中、悪路で何度もぬかるみにタイヤを取られながら慎重に進むことになり、80kmの道のりを3時間以上かかり、昼過ぎに、バーンメートラという村に到着しました。
 午後から一年生の里子の家を6軒訪問しました。
カレン族の集落なので、里子の家族はタイ語がほとんどわからず、子供たちが通訳してくれました。
どの家も高床式で、ほとんどが農業の自給自足の生活で、家のあちこちに豚や鶏が放し飼いになっていました。 子供たちは、5月の新学期からずっと親元を離れて寄宿舎で生活しており、久しぶりに両親や家族に会い、中にはお母さんに抱きついて泣き出す子もいました。
参加した里親のみなさんもカレン族の村の生活に触れることができて、里子の生活を実感することができ、大変有意義な時間となりました。

✿WFWPタイランドの役員会議に参加
 バンコクに戻り、タイの女性連合の役員会議と交流会に参加しました。 今回一緒に同行したタイの女性連合のトゥイさんからバンフアイシン学校を訪問した様子をWFWPタイの役員に報告しました。今後、タイと日本とで一緒に活動ができないか話し合いました。24年前に私たちが活動していく中で出会ったゲストや大学の先生が今も会長や、理事をして下さり、活躍してくださっているのを嬉しく思いました。今後、さらに協力し活動していけるよう連携を深めていきたいと思います。

✿「台風支援」
 2015年4月中学校を突然台風が襲い、校舎や寄宿舎の屋根が吹き飛び多目的ホールにも甚大な被害がありました。たくさんの連合会が、緊急の支援の手を差し伸べてくださいました。  支援金は、屋根の補修と、多目的ホールの扇風機10台、スピーカーと音響設備の購入に使われました。 特にこの「多目的ホールは、学校の行事だけでなく地域の行事にも頻繁に使われているため、早急に復旧できありがとうございました。」と、校長先生からの感謝の言葉がありました。

✿支援のまとめ
● 2016年度支援里子数46名

年 度男子女子合計
2014年から(3年生)4名 12名16名
2015年から(2年生)3名 11名14名
2016年から(1年生) 9名 7名16名
合計16名 30名46名


● 2016年バンハイシン学校生徒数内訳
区 分人数
幼 児15名
小学生74名
中学生252名
うち寄宿舎の入所数276名


● 2013年度卒業生10名の進路
進 路人数詳細
高校進学3名 大学進学希望者もいる
職業訓練校進学3名 事務系や農業
就職 2名 週5日仕事をして、週1日だけ勉強の日がある
山(カレン族の村)へ帰った2名 家庭の事情など


✿今後の支援の取り組みについて

 2016年は、合計46名の支援でした。252名の中学生の生徒がいる現状を思うとまだまだ少ない状況です。
子供たちの顔も覚え、成長が実感できるようになりますが、この里子の成長をいかに里親にも感じて頂くかが課題であると思いました。
それが支援継続につながると感じます。
バンフアイシンの子供たちはどの子も純粋で屈託がなく、交流がとても貴重な体験となりました。
 担当のチャンタナー先生の話の中で、里親の支援を受ける子供たちは、「生活や勉強に対する取組みが他の子供たちと全く違う」とお聞きしました。
支援金というお金の部分だけでなく、誰かから応援され、支えられているということを実感しているのだろうということでした。 昨年の卒業生の中には山村に帰ってしまった子供もいますが、少なからずこの里親制度が子供たちに大きな影響を与えていることがわかりました。よりたくさんの子供を支援できるように、また高校生や大学生なども支援できるように今後もプロジェクトを進めて参ります。
<WFWPタイ派遣員 : 渡辺>



 

 
 

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